キューバの首都ハバナの厳選観光スポット7選!




カリブ海に浮かぶ社会主義国キューバは、世界遺産に登録された街や建物がたくさんあるフォトジェニックな島国です。なかでも首都ハバナは観光客にも大人気。街の人々は陽気で治安も良く、ハバナの旧市街はどこを見ても写真を撮りたくなるほど魅力的。治安も良くて、おすすめキューバ観光ランキングに登場する場所がいっぱいです!

ハバナ観光は、時間がなくても大丈夫!



私はクルーズ船でキューバに寄港したためにゆっくり時間が取れず、駆け足観光となりましたが、行きたいところをすべて押さえて大満足の旅ができました。

短時間でも十分ハバナを楽しみたい!そんな方のために、1日で人気観光スポットをまわれる、おすすめモデルコースをご紹介します。


ハバナおすすめ観光スポット①旧市街地

1 世界遺産のサンフランシスコ広場


ハバナの旧市街地にあるサンフランシスコ広場は、16世紀に商業の中心地として市場が開かれていたにぎやかな場所です。教会の僧たちが騒音に対して苦情を出したことによって、市場はまるごと他の場所に移されることになりました。

まるでそのときから時間が止まってしまったような、どこか荘厳さを残したこの広場は、「ハバナ旧市街とその要塞群」として世界遺産に登録されています。



大道芸人やピアノの生演奏なども現れて賑わうときもあるようですが、シーズンによるのかもしれません。静かな朝のひとときも、非常に魅力的な広場です。




サンフランシスコ広場の詳細情報
【名称】San Francisco de Asis Square
【電話】+53 7 2045555

サンフランシスコ広場の外れにあるハバナ港の海岸線


サンフランシスコ広場から道路を隔てたところに港があり、クルーズ船のターミナになっています。海岸線に沿って次々にやって来るクラシックカーは、思わず写真を撮ってしまうほど、キューバならではのフォトジェニックな光景です。
こうした1950年代のアメ車は、修理を繰り返しながら大切に乗り続けられています。

道路の反対側から見たサンフランシスコ広場。クルーズ船から降りてくる観光客と地元のガイドさんとの待ち合わせ場所としても人気で、この広場を起点に観光コースを始める人が多いのです。

写真の奥に見えるのがサンフランシスコ・デ・アシス修道院です。塔は42メートルあり、運よく開いていれば、鐘楼に登って広場はもちろん、港やハバナの海岸線を上から眺めることもできるのでぜひ立ち寄ってみてください。

サンフランシスコ広場の人気カフェ


私達もガイドさんと落ち合って、広場の方がにあるカフェでキューバン・コーヒーを頂きました。ここで1日のプランの確認をしてるあいだ、とてもジッと座り続けていられません。

コロニアル様式の建物に囲まれて、まるで古い映画の世界にいる気分です。早く歩き出したくてうずうずするほど、すっかりハバナの街に魅了されてしまいました。カフェやレストランは他にもありますので、気に入った場所を選んでみてください。


カフェの詳細
【名称】Café El Mercurio
【種類】レストラン&カフェ
【住所】Plaza de San Francisco, La Habana 10100, Cuba
【電話】53 7 8606188



サンフランシスコ寺院の幸運の銅像

『パリの紳士』と名付けられたこの銅像のモデルは、20世紀に旧ハバナ区域に実在したホセ マリア ロペス ジェディンというスペイン人男性。無実の罪で投獄されてから気が触れて町を彷徨うことになったものの、いつも笑顔を振りまいて人々に哲学を語る路上生活者でした。



このフォトジェニックな紳士の、アゴをなで、髭をつかんで指を握り、彼の足に自分の足を乗せると幸運がもたらされると言われていて、観光客たちが一緒に写真を撮りたがる人気スポットです。

『パリの紳士』の銅像の詳細
【名称】 The Gentleman of Paris 
【種類】銅像
【場所】サンフランシスコ広場のサンフランシスコ・デ・アシス修道院
(中に入れたら見晴らしの良い塔に登ってみてください)


2 世界遺産の、インスタ映えするビエハ広場

サンフランシスコ広場を出て、古い建物を眺めながら細い路地をぶらぶらと歩いてゆくと、16世紀のコロニアル建築に囲まれたビエハ広場に辿り着きます。「古い広場」という意味のあるこの広場を見下ろす美しい建築物は、その昔は大富豪たちの邸宅でした。今はきれいに修復され、ほとんどがホテルや宿になっています。



広場にはレストランやカフェがあり、観光客はもちろん、ハバナ市民の憩いの場でもあります。運が良ければキューバ音楽を演奏するバンドが出没するかもしれません。この広場もハバナの人気観光スポットのランキングに必ず顔を出す魅力的なエリアです。


ビエハ広場のブロンズ銅像

広場には、観光客が頭をひねりながら写真を撮る銅像があります。
キューバの彫刻家ロベルト・ファベロによる、なんともシュールなブロンズ像。


ヒールをはいて雄鶏にまたがり、フォークを持っています。雄鶏とフォークの英語の発音を少し変えると性的な隠語になるため、娼婦を意味していると言われています。
米国支配時代にキューバの多くの女性たちが生活苦から米国人を相手にそうした仕事で生計を立てなければならなかった歴史的事実を語っていると地元のガイドさんが教えてくれました。

ブロンズ像の詳細
【名称】Chicken Statue
【場所】Habana Vieja Cuba, Havana.

3.ハバナの旧市街をぶらりと散歩

一息ついたあとは、大聖堂に向かって旧市街を数ブロックほど歩きます。このエリアは、さほど大きくもなく道も碁盤の目状なので、地図があれば道に迷う心配もありません



ハバナ市内の至るところにある国民のための配給所を通り過ぎました。

各家庭に渡される配給手帳を持って行くと、お米・食料油・砂糖・卵・肉・魚・野菜・果物などを安く受け取ることができる場所。なんだか古い映画の中に入り込んだような気分になります。



ハバナの旧市街は世界遺産に登録されているために、どんなに古い建物でも壊すことができません。そのために、修理や工事があちこちで行われていますが、朽ち加減すらがアートのよう。

複雑な歴史を生き延びてきた建築を眺めているだけで楽しくなります。物質不足という生活の中でも悲壮感を滲ませないのは、暑い日差しと建物のカラフルな色合い、人々の明るさのせいなのかもしれません。

4. ヘミングウエイが滞在していたホテル

まっすぐ歩き続けると、ヘミングウエイが滞在していたことで有名なホテルにたどり着きました。ここで「誰がために鐘はなる」を書き上げたということで、ロビーには彼の写真やサインが飾られて、ヘミングウェイ好きにはたまらない場所になっています。


ヘミングウェイが1930年代に10年間ほど常在していた511号室を見学することもできます。滞在者は無料、宿泊者以外はおよそ500円。狭い部屋には、写真や執筆のために愛用していたタイプライターなどが置いてあります。

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アンボス ムンドホテルの詳細情報
【名称】Hotel Ambos Mundos
【種類】ホテル
【住所】153 Obispo, La Habana, Cuba

ちなみに、ヘミング・ウェイは『我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて』という言葉を残しました。ヘミング・ウェイが大好きのファンなら、それぞれのバーにも立ち寄ってみては如何でしょうか


5.ハバナ大聖堂



そのまま歩き続けると、美しい大聖堂がそびえる広場にたどり着きます。ハバナ大聖堂と呼ばれていますが、正式名はサン・クリストバル大聖堂。1776年に完成したバロック様式建築で、聖堂も美しく荘厳に満ちていています。 塔のうえから旧市街や港の景色が見渡すことが出来きますよ。旧市街における、人気ランキング上位の観光スポットです。


6.アルマス広場

さらに散歩を続けると、スペインに対する独立戦争の指導者カルロス・マヌエル・デ・セスペデスの大理石像がある公園に辿りつきます。周囲には美しい木々が生い茂り、かつては宮殿だった博物館もあるので歴史好きの人には興味深いはず。



木陰に座って行き交う人々や物売りを眺めたり、庭園を散歩してみてください。周囲にはバロック様式のホテルや、記念碑、フエルサ要塞、市立博物館などもあります。この広場も「ハバナ旧市街とその要塞群」として世界遺産に登録されています。

アルマス広場の近くにはタクシーや馬車が並んでいるので、旧市街の観光コースをここで終えるか起点にすると便利です。近くのレストランで食事をしてから、旧市街で観光客に一番人気の「オビスポ通り」を歩いてみるのもお薦めですが、私達はここでいったん散歩を中断し、ガイドさんが用意してくれていたクラシックカーに乗りこみました。

ハバナおすすめ観光スポット②クラシックカーでドライブ




私達のガイドさんが準備してくれていたのは、こんなに可愛いクラシックカーでした。パナマ帽子の男性が運転手さんで、ガイドさんも同行します。こうしたクラシックカーのタクシーは、通常の乗り合いタクシーとして利用することもできるし、今回のようにチャーターすることもできます。

さて、私達が目指すのは、キューバンシガー(葉巻)をつくっている、シガーファクトリーです!


炎天下のもと、冷房の聞いていないオープンカーに乗るのは決して快適ではないものの、それを楽しむのも旅の醍醐味!特にハバナの街に来たら、多少不便な思いをしても是非クラシックカーに乗ってのドライブがおすすめです!


場所はそれほど離れていないものの、道路から眺めるハバナの街もまた格別。

ナイトクラブに寄り道して、その晩のディナーショウを予約しました。


キューバの首都ハバナおすすめ観光スポット③葉巻ファクトリー

キューバといえば、キューバン・シガー(葉巻)が有名です。私はフロリダに住んでいるので、シガーショップを街で見かけるし、そうした場所でサルサパーティをしていたら踊りに行くこともあります。

ただ、喫煙しないので染みついたような煙草の匂いが苦手なのですが、キューバンシガーの歴史にはとても興味を持っているので、工場の見学はとても楽しみにしていました!


ロビーで案内人の方を待っているところ。英語とスペイン語を選ぶことができます。真夏なのに冷房の効いていない場所で長々と待たされましたが、ここを訪れることができて大満足でした。連れてきてくれたガイドさんに感謝!

建物の中は、ロビー以外は撮影禁止になっています。工場とはいえ、モダンな機械などがなく、窓を開け放った部屋で丁寧に手作り作業が行われています。1階でトレーニングを受けた職人さんは、この部屋で本格的にスタートします。

photo from https://www.thestreet.com/story/12992929/1/7-cuban-cigar-facts-you-need-to-know-in-light-of-lifted-sanctions.html

だいたい1日に80×150本前後を手で巻いてゆくのだから大変な作業ですね。とはいえ、機械的な手仕事とも違う、のどかな雰囲気が漂っています。葉巻の原料となる植物が生産される気候などによって風味も違うという事実も、案内人の方が教えてくれます。

ハバナのシガー工場の詳細
【名称】Modern Partagas Cigar Factory
【場所】Calle San Carlos in Central Havana,



キューバの首都ハバナおすすめ観光スポット④丘の上のキリスト像


1.ハバナのイエス・キリスト像

工場見学に満足したあとは、運河の向こう側までドライブしてみます



ハバナの街の対岸、カサブランカの丘の上にある大きなキリスト像の見学は、ガイドさんが強くすすめてくれたスポットで、運河の海底トンネルを通って行くのですが、旧市街からカサブランカ行きの渡し船で行くこともできます。実際に着いてみるとあまりの大きさに驚きました!



3メートルの土台に立そびえる全長20メートルのイエス・キリスト像は、ローマ教皇ピウス12世から洗礼を受けたカラーラ大理石をイタリアから輸入したもの。

ハバナの地元の人たちは、イエスが見守ってくれているおかげでハリケーンの被害がない!と信じているそうですが、実際にカリブ海にかなりの被害をもたらした大型ハリケーンマシュ―が襲来したときに被害者はゼロでした。(翌年のハリケーンイルマには直撃されて93年ぶりに被害が出ましたが)

2、ゲバラが実務に使っていたハバナ邸宅

キリスト像のすぐ横に建つ小さな家が、チェ・ゲバラが実務に使っていた建物で、小さな博物館になっています。ゲバラ関連品が展示されています。ゲバラが好きな歴史ファンの方におすすめ。





カサブランカの丘の上からハバナの街を眺めてみる



丘の上からの眺めは絶景です。運河の向こうに旧市街が広がっています。巨大なキリスト像の足元で、故ゲバラの邸宅を背に見下ろすハバナの街。ゲバラの時代から時は確実に進んでいるのに、ハバナの街を眺めると時が止まっているようにも見えてしまう。なんとも不思議な気持ちになります。


ハバナおすすめ観光スポット⑤革命広場



もっと歴史的な場所に触れたいという方は、キリストの像見学の代わりに、ハバナ新市街の中心にある革命広場へ。故フィデル・カストロ国家評議会議長が演説した広場で、ゲバラが描かれた内務省やカミーロ・シエンフエゴスが描かれた情報通信省、その他に郵政省、国立図書館、ホセ・マルティ記念博物館や、国立劇場等がある場所です。


https://assets.atlasobscura.com/media/W1siZiIsInVwbG9hZHMvcGxhY2VfaW1hZ2VzLzJmMjMxMmU0MzVlZjU3M2E0Nl9TY3VscHR1cmVDaGVHdWV2YXJhQ3ViYS5qcGciXSxbInAiLCJ0aHVtYiIsIngzOTA-Il0sWyJwIiwiY29udmVydCIsIi1xdWFsaXR5IDgxIC1hdXRvLW9yaWVudCJdXQ/SculptureCheGuevaraCuba.jpg


ゲバラの肖像の下にある文字は、“Hasta la victoria siempre”
チェ ゲバラがキューバを去る時にカストロに残した手紙の最後に宛てたあった言葉。





20世紀最大のカリスマ「チェ・ゲバラ」の一生を描いた世紀の2部作! 1955年7月、メキシコ。持病の喘息を抱えながらもラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいと旅を続けるゲバラは、独裁政権に苦しむ祖国キューバの革命を志すフィデル・カストロと出会う。
わずか82人で2万人のキューバ政府軍と戦うことを決意する。 チェという愛称で呼ばれ軍医としてゲリラ軍に参加したゲバラは、厳しい規律を守り平等社会のために戦うが、女性や子供たちには愛情をもって接し農民たちには礼をつくした。やがて、その類まれなる統率力を認められ、司令官として部隊を率いるようになるが・・・(アマゾン)


ハバナおすすめ観光スポット⑥オビスポ通り(旧市街)

船に戻ってシャワーを浴び、一休みして着替えたら、再びハバナの街へ繰り出します。ディナーショウが行われるブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブは旧国会議事堂の外れにあるので、午前中に通らなかった旧市街の路地を歩いてみるのがお薦めです。


賑やかな通りに飽きたら、裏道を歩いてみるのもおすすめ。私は生活感あふれる裏路道の方が断然好きです。


観光客が少ない路地にも、素敵な発見があります。




生活感の溢れ出た旧市街の路地には、必ずといっていいほど誰かと会話している住民の姿。

どこを通っても治安の悪さを感じさせない穏やかな雰囲気が印象的でした。

ハバナおすすめ観光スポット⑦キューバ音楽のナイトクラブ


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブに到着して、席に案内され、まずはディナーを頂きました。




ステージが始まると、最初から最後まで圧倒されっぱなし!

基本的にはベテランシンガーたちの舞台ですが、若い子も入っていて非常にバランスが取れていました。ラテン音楽に馴染みのない方がどれだけ楽しめるのか分からず、観る人を選ぶのかもしれませんが、私はサルサやアルゼンチンタンゴなどが大好きで、知っている曲が次々と演奏されてとても感動しました。テーブルは満席で他の客は皆、南米からの団体だったので最後は盛大に盛り上がって楽しめました。


 

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ詳細
【名称】Legendarios del Guajirito Buena Vista Social Club
【HP】http://www.buenavistasocialclub.com


トロピカーナクラブ

もっと盛大なカリビアン音楽&ダンスのショウを楽しみたい方トロピカーナへ。豪華衣装で登場する100人余りのダンサーたちに圧倒されるステージです。




夜も更けた時間に、私達は三輪自転車タクシーで夜風を肌に感じながら港まで帰りました。旧市街地には薄暗い灯りがともり、住人が外でたむろしてしゃべっている姿が見られる路地をいくつも通り過ぎました。いつでもどこから会話が聞こえてくる街です。




ハバナ街は、私にとって強烈な思い出に残る場所のひとつとなりました。

時間がないということもあり旧市街地を中心にフォトジェニックな人気エリアをまわるだけの滞在でしたが、たった1日でも人気ランキングに登場する観光スポットを楽しむことができるはずです。治安も良く親切な人たちが多いハバナがすっかり近代化されてしまう前にぜひ訪れて、たくさんの魅力を発掘してみてください。

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