温暖化の悲劇が待つフロリダ西海岸【移住したい人たちへ】



他州から越してくる人たちの数が目に見えて増えているフロリダ州。


フロリダ西海岸の人口増加



統計の数字を見なくても、日々の生活の中で、その様子を肌で感じることができるのは、新興住宅地やさまざまな規模のコンドミニアムの建設ラッシュを毎日のように見続けているから。それが、もう数年間続いています。西海岸のリゾートに限ったことではなく、フロリダ州の人口は今後5年間で2100万人から2330万人に増える見通しだそう。(ソース)


タンパとその周辺に関して言えば2015年から2030年にかけての人口増加率は20.5%と言われています。あまりピンときませんが、渋滞は確実に悪化してきています。NYやLAほどの渋滞ではないにせよ、今後のためにも、あちこちで道路が建設され続けています。それはサラソタでも同じです。

来年にはタンパとセントピーツ、サラソタを結ぶ
ハワード・フランクリン・ブリッジも大々的に工事開始


人口増加と聞くと、ああ、今後も他州からアメリカ人(白人)たちがどんどん越してくるんだなぁ。お年寄りも多いんだろうなぁ。とのんびり考えてしまいそうですが、現実的には、白人が激減してヒスパニックが激増するだろうという図になっているようですよ。

今でこそ、ディズニーをはじめとする、気が遠くなるほどの数のホテルやレストランや肉体労働が強いられる場所では勤勉なヒスパニック人たちが汗水たらして日々働いてくれているわけですが、

彼らは白人よりもたくさんの子供を生み、その子たちが成人となって今やホワイトカラーの仕事を得たり起業したりしている中、南米から親類や親を呼び寄せる人たちも多いはず。

不法移民たちが強制送還になる一方で、無理やり壁を越えてきた不法移民の南米人たちは、施設のベッド数が足りず保護しきれずに、道路に放たれてしまうという現状。その数は、今年に入ってすでに16万人。フロリダの親類を頼ってここまでやって来る人たちも多いのではないかと思われます。

マイアミなどは、すでにヒスパニックが7割と言われていて英語はもちろんスペイン語ができないと就職に不利だし、生活もままならなかったりする。もしかしたらここフロリダ西海岸も、そうなりつつあるのかもしれません。(ちなみにマイアミにはキューバからの移民が多いのに対して、こちらは圧倒的にメキシコ人が多い)




老後は美しいフロリダのビーチでのんびりとリタイヤ生活でも❤とプランをたてても、2030年には今と様子が違ってきてしまっているかもしれませんね。





地球温暖化のなれの果て


そしてもうひとつ、予測はされていても、なかなか想像がつかないのが、地球温暖化による環境の変化。


アメリカで一番湿気の多い州であるフロリダの夏は、かなり厳しいです。幸か不幸か、公共交通機関が充実していなくて車社会のため、猛暑の中を動き回ることはないし、冷房がしっかりと効いていて、快適ではあるのですが、これも永遠には続きません。

アメリカ海洋大気庁によると、たとえばサラソタ市の場合、2050年までに日々の気温が変化することが予測され、1年のうちで35℃を越える日が60日近く続くことになるとのこと。(現在は約10日間)
しかも、夜間の気温も現在の日中の気温に似た状態になるとのことで、当然ながら光熱費も倍になる見込みだそう。

しかし、恐ろしいのはここからです。




サラソタマガジンの記事によると、地球温暖化により北極の氷が解けて海水面が上昇すると予測済み。 2050年までにメキシコ湾の海面は3.6インチから21インチほど上昇し、それが続けば、今世紀末までには陸との境目がなくなって、たとえばサラソタの場合だと、水に面した街の部分(つまりほとんど)は消えてしまうとのこと!

あの豪邸が、あのコンドが、あの美しい白いビーチがぁぁぁ(;O;)

それだけではなく、

気温が上がれば海水温も上昇し、その影響でモンスターレベルのハリケーンが創造されてしまうとのこと。その風速は実に時速362キロ(225マイル)。新型新幹線「N700S」の時速と同じとは!!!

カテゴリー5のハリケーンが風速115mphなので、225mphはその倍だから、ハリケーンプルーフの家に住んでても助かる見込みはほぼゼロかも。

雨のパターンも変わるし、蚊も増えて、それに伴う感染病も出てくるかもしれないし、野生動物や植物にも影響が及ぶだろうし、去年住民や海の生物たちを死ぬほど悩ませた赤潮が戻ってくる可能性も高い。魚やもちろん、珊瑚などの海の生物も死に絶え。。。。

なんだか絶望的になってきたので、最後は適当に読み流しました😢
が、別に目新しい情報ではなく、昔から言われていることだし、大雨が続けば海面上昇して、一時的に洪水状態になることはあるし、それでも水際の高級コンドはの建設は止まらないし、ユニットも売れ続けているのが現状ですが。



人類は誕生から20万年、そのほとんどを現代とはまるで似ていない、気候激変の時代を生き延びてきたのだった。過去の詳細な記録から気候変動のメカニズムに迫り、人類史のスケールで現代を見つめ直します。(アマゾン)

まとめ

多少の問題はあるにせよ、目の前に広がる美しい海、ビーチ、青々とした空、周囲の人々、そして、自分や大切な人たちとの関係が、とても貴重なものであると、改めて思い知らされました。大切なのは、『今』を充実させること。

こんな記事を書いておいて何ですが、これからの将来、子供達が幸せに過ごせる地球であるように願いながら前向きに生きていきたいと思います。



楽天